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<学習コラム>受験生の母親の心配 最多は「風邪やインフルエンザ」

2019年01月16日(水)


19日には大学入試センター試験が始まり、今年も本格的な受験シーズンを迎えます。受験生をめぐる現状や本番に臨む心構えを、専門家に聞きました。
 
 受験生の子がいる母親が最も心配するのは「風邪やインフルエンザにかかること」――。マーケティング会社「日本能率協会総合研究所」が昨年11月に実施した調査で、受験生の生活の様子や保護者の思いが明らかになった。
 調査はインターネット上で行われ、小学校受験を予定する未就学児から高校3年生まで、受験生の子どもがいる母親約1500人が回答した。
 これによると、受験生全体の通塾率は58・4%。また平日に塾で食事をとる受験生は全体で27・9%、休日に塾で食事をとる受験生は全体で44・6%だった。
 また、受験生の体調管理に「気を配っている」と答えた母親は78・2%。中でも「非常に気を配っている」と答えたのは中学受験を控えた子がいる母親が最も多く、36・9%だった。
 また、受験を控えた子どもに関して心配していること(複数回答)として「風邪やインフルエンザにかかること」が72・4%で最も多く、次に「体調管理」が65・6%、「勉強・学業」が48・3%と続いた。風邪予防などで既に利用しているものとして「ヨーグルト」と「マスク」が50%を超えた。
「普段力」が出せるかが大切
ログイン前の続き 受験生の心構えや注意点などを、駿台予備学校お茶の水校2号館の平松史傳・校舎長に聞いた。
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 本番直前の今、受験生は、気持ちが先走って焦るかもしれません。でも、規則正しい生活を心がけましょう。これまでの努力を信じて、「普段力」が出せるかが大切です。
 センター試験は特に、時間配分が鍵になります。直前の演習では解答時間を10分ほど短くして問題を解いて、本番では余裕を持って取り組めるようにしましょう。大学入学共通テストを意識し、思考力を問う問題も増えています。少し変わった出題形式の問題が出ても、面食らわないようにしてください。
 私立大の入学定員の厳格化で、前年度に定員割れを起こした大学や学部もあり、本年度はそれほど定員を絞り込まないとみられています。最近の受験生は、安全志向が働き、志望校のレベルを下げがちですが、目標に向かってぶれずにチャレンジしてください。
 保護者の方は、受験生の焦りや不安に「共揺れ」しないことが大切です。食事や睡眠など、生活のペースを整えることに気を使い、過度に心配しすぎないようにしましょう。そして、もし何か話しかけてきたら、その思いを受け止め、不安を吐き出させてあげてください。(円山史)
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